受身形の授業

受身形の授業で「泥棒」という単語が出てきます。
ポンコツはこの時にいつも「スリ」「ひったくり」「空き巣」「強盗」もそれぞれの違いをアクションを交えつつ教えます。

その際に「上海にはどれが一番多いですか？」と聞きます。

学生の答えはいつも「スリ」。

ポンコツ：「スリ」はどこにいますか？
学生：「地下鉄やバス、街の中です」。

この答えだけで十分物騒なんですが。
このあと9割5分答えが揃う質問があります。

ポンコツ：「スリ」に何かとられたことがありますか？
学生：「はい」

これが現実。

携帯電話、財布、ipod、PSP…。
何もとられたことがない学生に対しては他の学生が驚く始末。
（今までで一人だけ）

当たり前のような質問と回答になってきてしまっています。。。
というわけで人ごみなどは十分お気をつけください。

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あれ？

今日は1日4コマしかない（8時間拘束）という窓際族並の1日でした。
18時からの授業のこと。予約の学生は一人。
10分待っても来ないので、キャンセルかなー、これがキャンセルになったら給料減るなぁなんて思っていたら、息を切らせてやって来ました。

高校生ぐらいの学生。
学校の授業でもあって遅れたのかな。
「学校から来たんですか？」
「万博に行ってきました！」

おお。いいなぁ。
聞けば朝から行ってきたとのこと。

今日一日ではそんなに見られなかったという学生に、
「また行きたいですか？」と質問しました。

ニッコリ笑ってから「もう行きません！」

あれー？

中国館も行っていないし、人も多かったし、ご飯も高かった。
こんな感想を流暢な日本語で話してくれました。

たまたま「～なり～なり」の文法の練習だったので、それを使って答えてもらいました。
「中国館は万博終了後に行くなり、テレビで観るなりすればいいです」

いい回答です。すばらしい。

開幕まで盛り上がっていたテンションがだんだん落ち着いているようにも思える今日この頃です。

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