日本のことはよくわかっているけれど

今日の上海は久々の晴れ。



↑家から。



↑学校から。

快晴！というわけではないですが。

でも寒いからお昼はお弁当の出前。



↑今日の青椒肉絲弁当。
トマトと卵の炒め物も入っていてお得感満載。
今まで注文した内容で1、2を争うぐらいの充実さ。

話は変わって表題の「日本のことはよくわかっているけれど」というお話。

初級の授業です。
「（場所）へ行きます」という練習。

会社へ行きます、学校へ行きます。
昨日は会社へ行きました。一昨日は学校へ行きませんでした。

進めていると練習帳に「どこも行きませんでした」という文が出てきました。

「どこも～」が未習だったので教えようとしたところ、非常によく話してくれる学生がこう言いました。

「ソフトバンク行きませんでした」。

しかもドヤ顔。

高度な冗談なのか、真剣に間違ったのかがわからない。
隣の学生に中国語で「日本の携帯電話の会社だぜ」的なことを解説している。

どこも＝docomo

とりあえず突っ込むことは後回し、「どこも」「どこへも」「どこにも」の使い方を教えました。

そうしたら学生の顔がみるみる赤くなってしまいました。
特に耳。真っ赤。

日本の携帯はソフトバンクとdocomoの機種の一部が中国で出回っています。
SIMカードの部分を改造、細工すると中国のSIMカードで使えるので人気なんです。
そういう背景もあってソフトバンクのことを知っていたのかなぁ。

とりあえず中国語で話していた部分は「聞こえなかったこと」にして授業を進めました。
これにめげずに次の授業も積極的に話してください。

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激怒

それは受身形の授業をしている時に起きました。

問題の文法はこれ。
「○○は××によって作られました」。

「作られました」の部分は「発明されました」とか「発見されました」とかでもOK。

カップラーメンは日本人によって作られました。
数字のゼロはインド人によって発明されました。
紙、印刷技術、羅針盤、火薬は中国人によって発明されました。

こんな感じで。

何気なく「某国人によって作られたものは何ですか？」と質問しました。
ポンコツが期待していた回答は、「辛い白菜の漬物」の通称。

高校生ぐらいの女の子かな。
突然顔色が変わり、怒った口調で「ニセモノ！」

ポンコツ唖然。

「あの国はニセモノだけ作ります！私は嫌いです！」

何があったんだろう。
なんか過去に嫌なことでもあったのでしょうか…

どこに地雷があるか分からない…
怖い…



その国の有名なラーメンのチーズ味。
結構おいしいです。

食べ物はおいしいのになぁ…
いろいろあるんだなぁ…

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