え？

すごく会話が上手な学習者。

「ガンガンお酒を飲みます」
「好みは十人十色ですよね」
「昨日、ちゃんぽんしました」
「試験の類がまるで苦手で。。」

などなど。
スラスラ出てくる。本当に会話がとても上手な人。

でも日本語能力試験2級に合格しなかったとのこと。

どうして？
こんなに上手なのに。
こんなに語彙があるのに。
臨機応変に答えられているのに。

試験の類が苦手だから？


「それもありますが、やる気がないです」


えええーー


やる気を出してください、と頼み込むポンコツでした。

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覚える必要はありません

仕事終わりで飲みに行って、お店の子に聞かれた質問。


「先生、”ひぐちかったー”はどういう意味ですか？」


…。


今それ？


髭男爵、今日本で活躍中なのかな。。。


日本のギャグを教えるのは難しいです。
ギャグというものは、「その場の」会話は盛り上がりますが、真剣に悩む学習者も多い。

同時に「ルネッサーンス！」も聞かれました。
これは乾杯の時に使う言葉ですが、いつも使うわけじゃありません、と言っておきました。

まず「髭男爵」から説明しないといけません。
これが大変。


ギャグを生み出すお笑い芸人さん達が活躍している時は「流行語」として覚えてもいいですが、1年後には使わなくなっていますからね。。。
流行語の概念も難しい。残る言葉もありますし。


最近は酔っ払っても「～することができますよ」なんて日本人の会話としては堅い感じの話し方しかできなくなってしまったポンコツ日本語教師ですが、本当はこういうくだらない会話で盛り上がりたいのも事実です。


実はお酒を飲みながら、だらだら日本語を教えている時間が一番楽しいです。
自分の教室で「部屋呑み授業」とかをやってみたいなーなんてことを考えているポンコツでした。

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