「日本と中国の島の問題知っている？」

朝タクシーに乗ったときのこと。

目的地を伝えた後に運転手から「日本人か？」

ポンコツ「はい」

ポンコツは中国語の発音がとても悪いのですぐに「日本人？」と聞かれます。
いつものことですから適当に相槌。

でも今回は違った。

運転手（以下　運）「日本と中国の島の問題知っている？」

朝っぱらからこれか。。。
ちょっと車内はピリピリムード。

ポンコツ（以下　ポ）「はい。。。」

ここで知らないというわけにはいかないですし、知っているよ！あれは日本の領土だから云々というのもめんどくさいので、できるだけ「これ以上触れないで」という意味合いを込めた「はい」で返しました。

お願いだから、これ以上この話を続けないでくれ。
何よりもめんどくさいのが嫌いだ。

そんなポンコツの願いが神に通じたのか、考えもしなかった結果に。

運「ふーん。でも関係ないよ」

ポ「！？」

運「そんなことより俺は日本の女が好きなんだけど、お前は上海の女が好きか？」

ポ「…。」

運「哈哈哈！日本人の女はきれいだ！上海の女はどうだ？」

ポ「きれいですね」

運「そうだろう！そうだろう！上海女の彼女はいるか？」

ポ「いません」

運「どうしてだ？」

ポ「もう結婚しています」

運「日本人と？」

ポ「はい」

運「結婚していても彼女は欲しいだろう、哈哈哈！上海の女はいいぞ！」

ポ「ははは…」

一般人レベルの日中問題はこんなもんです。
めでたしめでたし。

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