上海：本当に市場から鶏が消えていた／鳥インフルの感染は18名に

（このエントリーは2013年4月7日14時時点のものです）
　
鳥インフルエンザの被害は18名感染、6名死亡という報道です。
　
全国报告18例人感染H7N9禽流感确诊病例 6人死亡　（中国語）
　
「全国」という表現ですが、



↑明らかに長江の河口地域（上海近郊）が突出しています。
全国各地を流れてきた長江の水に、変なものがたまっているのかな。。。
他の地域でも似たような症状はあるようですが。。。

中国は4日に祝日があった関係で、本日日曜日から仕事や学校が始まっています。
清明節の連休で上海近郊に行った人は多いと思います。
知らず知らずのうちに感染して、上海に戻ってきた人がいてもおかしくないので、中国政府は注意を呼び掛けています。
安全意識が低い中国、このままだとパンデミックが起こります。
　
↓参考

パンデミック（感染症大爆発）の時代
　
事態を重く見た上海市政府は、市場の鶏などの殺処分を行っています。
　
鳥インフル検出の上海市場、殺処分を開始　

昨日、奥様が近所の市場に買い物に行った際に、「いつも生きた鶏が売っているエリアがすっからかんだった」と言っていたので見てきました。







たしかにすっからかんです。
いつもはここに「生きた鳥がぎちぎちにいる」ということです。





他の肉は通常通り営業。
豚もあるのかな？

でも、隣の花鳥市場では、





ペット用の鳥が売られています。
これらの鳥もいなくなったら本当にまずい状況なのでしょうか。。。

また個人的なことですが、今回の鳥インフルエンザについてのことを日本のラジオで急遽お話しすることになりました。
以前にも何度か出演させていただいております、RKB「中西一清スタミナラジオ」（のはず）に電話出演します。
明日の月曜日、日本時間7時ごろの予定です。
お聞きいただける環境の方はぜひ。
　
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