中国：黒と黄色に色づく川で魚が大量死

黒と黄色に色づく川なんて恐ろしくて近づけないですね。
　
黒と黄色に色づく川で魚が大量死…共産党関係者「異常なし」＝広東　

引用　
中国・広東省広州市の黄埔区を流れる烏涌河で25日早朝、大量の魚が死んで浮かび上がった。周辺地域の住民は、黄色や黒い色の水が流れていたなどと話した。

百度で調べてみたところ、数年前から汚染が問題になっていた模様。
　


↑突然川の中に空洞が！という記事の写真ですが、全体的に黒と黄色です。



↑そのものずばり。2010年2月の記事から。
　
同問題について、区の共産党関係者は「環境監察隊と環境観測ステーションの職員が現場を訪れたが異常はなかった」と説明した。
　
共産党関係者が異常はなかったと言ったら異常はないんです。
仕方ないです。　

他の地域でも、

中国河南省・焦作孟州市で2010年に表面化した河川の汚染では、周辺住民が、「工場は人目につきやすい昼間には廃水を流すことを控え、夜に大量に流す」、「工場が外部者に廃水処理のようすを見せる際には、問題ある廃水を流さないようにしている」、「工場を調べても真相は分からない」などと話した。　

現実はこんなもんです。

日本の高度経済成長期に起こった公害病のようなことが起こるのではないでしょうか。
（すでに起きているけれど、表に出ていないだけという可能性も）
授業でこういう問題を取り上げても、「上海じゃないから」とか「中国は広いから」などと言われてしまうことが多いです。
どこかで変わるのかなぁ。


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