街路樹を蹴る男

職場まで歩いていく途中のこと。



↑突然警備員が街路樹を蹴り始めました。

何回も何回も蹴る。

あー、嫌なことでもあったんだなー。
ストレスたまっているんだなーなんて思っていたんですが、木の種類を見たら答えがわかりました。





↑イチョウ。

なっているギンナンの実を落とすために蹴っていたのでした。

そういえば「イチョウ＝銀杏」「ギンナン＝銀杏」、木の名前と実の名前が同じ漢字ですね。面白い。
（日本語教師らしい文章を入れておく小心者のポンコツ）

お仕事中、お疲れ様です。



↑落とした銀杏。

これだけじゃ満足できなかったようで、警備員が驚きの行動に出ました。

警備員「よーし、俺、木に登っちゃうぞー！」



↑登った。



↑ゆさゆさ。



↑ばらばらと落ちるギンナン。
相棒のおじさんが嬉しそうに寄ってきます。

落ちたギンナンをホウキで集めるおじさん。

その時、前方から道路清掃車がやってきました。
おじさんもギンナンもピンチ！



↑清掃車、見事によけました。
思いやりって大切ですね。



↑どっさり集まりました。

近づいて写真を撮っていたら、おじさんに「要？」と言われました。
さすがにスーツ姿でギンナンを持ち歩くことは厳しいので丁重にお断りしました。

上海は今日も平和でした。

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