中国の「なんでも鑑定団」はすごい

学生さんに「中国のテレビ番組でオススメのもの」を聞いてみました。



↑上海のテレビ情報誌を買って授業に持ち込むというポンコツならではの行動。

いろいろ教えていただいて、一番興味を持ったものがこれ。



↑北京衛視の「天下収蔵」。

上海では金曜日の夜に放送されているということなので、寄り道せずに帰宅。
帰ったらちょうど放送していました。

日本の番組で言うと「なんでも鑑定団」。
でも中国のなんでの鑑定団は一味違いました。

以下の画像は去年放送されたものですが、内容は大体同じなので解説。



↑司会の人。
大和田伸也に似ているなぁなんて思いました。



↑お宝を持ってきた人。

これは本物です！なんて熱く語る感じ。



↑お宝。
時代背景や、同じような骨董品がどれだけの価値があるかなどの説明。

スタジオ内のゲストがあーだこーだ言うのは日本と似ていました。



↑お宝を持ってきた人は契約書にサインします。
この契約書の意味は後ほどわかります。



↑ハンマー登場。
このハンマーの用途は…



↑偽物と鑑定されたら破壊します。
司会者の人が躊躇なく破壊する。
間を溜めるなどもしない。即破壊。
先ほどの契約書は「偽物だったら破壊するけど文句ないですよね？」という内容だそうです。

日本の鑑定団だったら「偽物だけれども、飾り物としてはいいですよ」などと言うのですが、中国の鑑定団は破壊します。

お宝を破壊された人は茫然自失。
悲しい表情がテレビで放映されます。

偽物だったら持ち帰る事もできないシビアな番組。
これをコピー天国といわれてしまうこの国で放送しているのがすごい。

これ毎週見ようと思いました。
いい情報をいただいた学生さんに感謝です。

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