中国が領有権争いをしている島を切手の図柄にする

↑このきれいな切手に、中国とベトナムの領土問題が集約されているとは誰が思うでしょうか。
　
中越領土問題、中国がパラセル諸島を切手に、ベトナムが猛反発―ベトナムメディア　

引用　
ベトナム・青年報の報道によると、同国の関総局は全国の税関に対し、同国の主権を侵害する中国の切手の検査を強化するよう命じた。
　
「ベトナムの主権を侵害する中国の切手」というのは、　

中国の切手に描かれている風景はベトナムの領土であるパラセル諸島（西沙群島）で、中国に対し抗議し、切手の回収を求めている。　

そう、ベトナムとの領有権争いをしているパラセル諸島（西沙群島）を「美しい中国の場所」として切手の図柄にしてしまったのです。
こういうのも実効支配になるのでしょうか。

日本の尖閣諸島ではやらないでしょうね。
相手がベトナムだからやったという感じもします。
したたかです。
　
こういうニュースも。
　
中国とベトナムが領有権争う西沙諸島に中国人ツアー客が大挙　

ここ西沙諸島は、長年にわたり中国とベトナムが領有権を争ってきた地域である。ベトナムが西半分、中国が東半分を支配していたが、1974年、ベトナム戦争の混乱に乗じて中国が軍事侵攻し、全体を占領した（西沙諸島の戦い）。さらに1988年にはベトナムの南沙諸島にも軍事侵攻し、一部を奪った。　

そういう場所に、一般人を連れて行く。　

近年、中国は海底石油資源や漁業資源の眠る南シナ海の権益を「核心的利益」と位置づけている。昨年7月には、西沙・南沙諸島に「三沙市」を正式に設置した。そのうえで、これまで一般人は立ち入り禁止だった西沙諸島について、「実効支配強化」のために観光ツアーを始めたのである。　

実効支配です。

尖閣諸島でもやりかねないですね。
でも外交のカードとして使うとしたら、こういう行為はしないかもしれないですが。

いきなり何かを始めるかもしれないのでイヤだなぁとは思います。
　
尖閣諸島は日本です（領土問題）
尖閣諸島（沖縄県石垣市字登野城2392番地）

ただ、このツアー、
　
参加できるのは、中国国籍を持つ「中国公民」のみ。日本人などの外国人は当然のこと、香港籍や台湾籍でも参加できない。
さらに申込み書には、住所、氏名、電話番号のほか、政治状況（共産党員、共産党系組織員、一般市民など）や最寄りの警察署、家族全員の氏名、勤務先など事細かな記載が求められる。　

要するに当局の息がかかっている人間用なんですね。
お金があってもダメっぽいですね。
参加した人間のデータは共産党が上手に使うんでしょうね。

…。
日本も同じように「尖閣諸島上陸ツアー」なんていうのを開催すれば、「そういう思想の人間」で「ある程度お金があって」、「行動できる」人たちを集められるのでは。。。

あ、そういうことする国家はダメ国家ですね。

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