中国：毒ヨーグルトで幼稚園２児死亡

ニュースの見出しを見た時に「またニセ食品か？」と思ったのですが、全く違う事件でした。
　
毒ヨーグルトで幼稚園２児死亡、対立園長犯行か　　

引用　
中国河北省の地元紙「河北青年報」（電子版）によると、同省石家荘市平山県で、幼稚園の通学路に置かれていたヨーグルトを飲んだ５歳と６歳の女児２人が、４月２４日から５月１日にかけ、相次いで死亡した。　

ご冥福をお祈りします。

警察当局は、別の幼稚園の園長が、ヨーグルトに殺そ剤を投入し、通学路に置いていたとみて調べている。　

この後に、逮捕のニュースも。
　
ヨーグルトに毒物混入で女児２人死亡　ライバル園の園長ら逮捕＝中国河北省　

公安はこの幼稚園と園児募集をめぐってトラブルになっていた同じ村の幼稚園の園長が、ヨーグルトに有毒物質のテトラミンを注射器で注入し、本などと一緒に幼稚園前に置いたとして、容疑者２人を逮捕した。　

最低。
愚劣。
　
ただ、このニュースで一番問題だと思うところは、
　
最初のニュース：女児２人の祖父が、通学路に落ちていた瓶詰めのヨーグルトを拾い、持ち帰って２人に飲ませた。
次のニュース：ヨーグルトは死亡した女児の祖母がひろい、女児らに飲ませたという。

祖父と祖母と報道が違っているのですが、それよりも結果として死に至らしてしまった行動が問題だと思うのです。

それは「拾ったものを飲ませた」こと。
（もしかすると翻訳の仕方が違うだけかもしれませんが）

拾い食いするだろうと見越して置かれた毒物。
または「ご自由にお飲みください」「試供品」的な言葉があったのでしょうか。
でも「拾い、飲ませた」とわざわざ書くのは意味があると思うのです。

やるせないニュースです。

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