中国：地下水の汚染＋日本産ミネラルウォーターなど輸入拒否

中国で水に関するニュースが続いたので授業用にメモします。
　
中国、地下水汚染も深刻、宣戦布告すべき事態だ！待たれる政府の早急な対策―米華字紙　

工場の廃水を川に流すと見た目でわかってしまうので、地下深くに捨てている企業が増えているようです。　

引用　
中国・山東省の製紙工場や化学工場が高圧ポンプを使って地下の土壌に工業廃水を排水していることによって、深刻な地下水汚染が発生していることがインターネット上に暴露されたことを受けて、環境保護活動家やメディアも地下水汚染に注目するようになっている。一般市民が“微博”（中国版ツイッター）を通じてこれを明らかにすると、各界で論議がまき起こっている。　

微博は今まで隠していたことがどんどん出てくるので、上からしたら迷惑なツールです。
なので時々規制が入ります。
　
中国はもともと水資源が乏しい。国民の飲用水の3分の1は地下水を水源としている。しかし、ある統計では地下水の90％がすでに汚染され、安全な地下水は3％しかないというデータもある。　

この飲用水はミネラルウォーターにも使われていると見ても間違いないでしょう。
何を信じればいいのかわからなくなりますね。

そこで海外からの輸入と言う手段があるのですが、
　
日本産ミネラルウォーターなど輸入食品４０トン、安全基準超過で輸入拒否―中国　

日本から輸入されたミネラルウォーターに亜硝酸塩の基準超過、インド産のカレーパウダーに農薬残留の基準超過、台湾産魚肉練り製品に大腸菌群数の基準超過が確認された――。中国国家質量監督検験検疫総局はこのほど、２０１２年１２月の不合格輸入食品のリストを発表した。　

最初、「報復行為」かと思ってしまいました。
でも基準値を超えていたということで当然のことです。
　
食の安全はとにかく守ってもらいたいですね。

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