コオロギ選手権開催、参加者大募集

上海ではあちらこちらでコオロギの声が聞こえる季節となりました。



↑売り物のコオロギですが。

コオロギというかキリギリスやカマドウマにも見えなくもない。。。



↑小さいものはじっくり育てるためらしい　
　
これらは飼うために売っているというよりは「闘わせるため」に売っているのです。
食べるためではありません。

↓日本のほうが虫を食べている気がします　※閲覧注意

昆虫食

このコオロギたちは戦士です。
中国には「闘蟋（とうしつ）」というコオロギを闘わせる遊びがあります。
簡単に言えば昆虫相撲です。
闘牛とか闘犬の類と思っていただければいいかな、と。

要は麻雀やトランプと同じ博打の一つですね。
一財産をコオロギに賭ける人もいるとか。
コオロギで財産がなくなるのは切ないなぁ。
それだけシビアな戦いなんでしょうが。

花市場の近くにはバトル・コオロギの会場がいくつもあります。



「見て見て、俺のコオロギ」
「はいはい、わかったわかった」



「俺のコオロギ超強いぜ」
「俺も負けないよ」
「いやいや俺のが強いよ」



「素敵なコオロギですな」
「わかりますか？餌は青島産のキュウリを与えております」
　
こんなやり取りがされているに違いない。

強いコオロギを育てるために餌を配合したりとか、環境を考えたりとか大人の遊びのようです。
小学生の頃、カブトムシで同じようなことをしたなぁ。
確かに楽しそうです。
男の子は燃えますね。

でも逃げたら終わり。

↓蝶は美しい

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