中国鉄道事故 死傷者数混乱の真相

まずは今回の事故で犠牲になられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。

今回の記事内容は、ある種の「都市伝説」として見ていただくといいのではないか、と。
ただ７月２５日に一気に広まった内容というのは本当です。

そういうのに興味がないお方はかわいい猫のブログをご覧になったほうが幸せです。







７月２５日月曜日、中国の微博（中国版twitter）ですごい勢いで流れた情報がありました。
あるネットユーザーが死者数の「３５人」という発表に疑問を感じたとことから始まります。

…なんで３５人のままなんだ？
あれだけの事故だぞ、少ないのではないか？

３５人という数字はニュースでも報道されています。

中国鉄道事故　死傷者数混乱　早期幕引き急ぐ当局

引用
２４日午前に新華社電は死者数３５人と伝え、さらに同日夜、新たに８人の遺体がみつかったと速報。死者数を４３人とした。ところが同日深夜に、鉄道省報道官が記者会見で「私が把握している死者数は３５人という数字だけ」と述べて新華社電を事実上否定。また同報道官は負傷者数を１９２人と発表し、新華社電が伝えていた２１０人以上との報道も退けていた。

　しかし、新華社電は２５日午後には、地元当局者の話として死者は３８人になったと報じ、被害の掌握をめぐる混乱は続いている。

混乱状態としても、病院へ運ばれた方と、乗客数の引き算で、不明者の把握はできそうなものなのに。
変だ。

そのネットユーザーは何気なく、以前起きた列車事故を調べてみました。
すると、その事故の死者は「３５人」だったそうです。

列車事故と３５人。同じキーワードになったのは偶然なのだろうか。

他の災害や事故、自然災害を調べてみます。

すると、「死者３５人」という事故が異常に多く見つかるのです。

まるで死者が３５人以下というのが何かの指標であるかのように。

そのあと、中国の大手検索サイトであるキーワードでの検索数が増えます。

そのキーワードは、


※クリックで拡大

「３６人以上　クビ」。

死者が３６人以上で、市委書記レベルがクビになる、と。
だから３５人以上の死者はあり得ない―。


その話題が出た直後、ある役職の方がクビになり、後任がすぐに決まりました。

その後任の方は、２００８年に山東省で起きた列車事故の担当だとか。。。


信じるか信じないかはあなた次第。

この内容がデマだったとしても、私は何ら責任を負いません。

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