雪の烏鎮へ その１

先日、上海近郊にある水郷「乌镇（烏鎮）」へ行ってきました。
今まで「水郷なんてどこも同じでしょ」と思っていたのですが、その考えが１８０度変わるすばらしい場所でした。
もっと早く行っておけばよかった！と思える「烏鎮」の記録です。

旅立ちは上海虹橋駅から。



「桐乡（桐郷）」という駅まで行きます。
中国版新幹線で４０分ぐらいです。



チケットは実名制なので一部処理を施しています（笑）

１泊とはいえ、奥様との楽しい旅行。
当然ウキウキ浮かれっぱなしのポンコツです。

だから、



雪がガンガン降ってきます。。。
そうです、私は雨男。テンションが上がると雨が降ります。
冬は雪も降らせます。
奥様の「もういやだ」というため息まじりの叫びが聞こえそうなので聞こえないふりをします。

そんな緊張感の中、無事に桐乡に到着。



大雪です。。。



バスも来ません。
なのでタクシーで移動です。

バスなら5元程度、タクシーなら100元以上かかりますが、こんな天気で「じゃぁバスで」なんて言ったら「やっぱり帰る」なんてことになりかねません。

タクシーで3，40分走って



烏鎮の入り口に着きました。



「西柵」の烏鎮遊客服務中心。

烏鎮には「西柵」と「東柵」があり、「西柵」は新たにテーマパークのように作った水郷で、「東柵」は昔のままの生活感あふれる水郷とのこと。

なんだテーマパークか、と思ったんですが、この考えはすぐに間違いだと気づきます。



まずは服務中心でホテルのチェックインなどを済ませます。
古い建物の「民宿」にも泊まれるのですが、今回はホテルを予約しておきました。



「西柵」と「東柵」が見られるチケットが150元です。

チケットを買って景区に入ると、



別世界が待っていました。



周りの民家などが見られないように配慮してある造りです。
テーマパークというのは「ディズニーリゾート(ディズニーランド)」レベルの徹底的に作りこんだものでした。

これはすばらしい。
雪が降っているのも「雪景色」として見ると美しいです。

まず船着場から船で入ります。
ここで完全に別世界に入り込むわけです。

船から降りてすぐの売店では、



中国の観光地とは思えない物価。
安いです。
この店だけかな？と思ったのですが、そうじゃないことはだんだんわかります。

まずはホテルへ。



「通安客栈」というホテルにしました。



入り口。



中はクラシックな感じ。

荷物を置いて、



雪降る烏鎮の町を探索です。

つづく

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銭塘江の逆流を見に行くの巻

中秋節のお休みは奥さんと日帰り旅行に行ってきました。
行き先は浙江省海寧市塩官の「銭塘江」。
この季節、にほんブログ村の上海ランキングに必ず現れるキーワードです。

銭塘江で有名なものは「海嘯」。
参考　「海嘯」-Wikipedia

いわゆる「逆流」。川の水が逆流してくる現象です。

詳しいことはWikipediaなりで見ていただくとして、見てきたことを簡単に紹介します。

9月12日、中秋節。
朝5時半起きで集合場所へ。





安心の日本旅行！！

7時出発、2時間ちょっとの道のり。



塩官という町に着きました。
逆流を見るための建物に入ります。





銭塘江、広い。
これが中国の河川。規模が違う。。。



この立派な建物で上から全体を望むというのがコンセプト。
近くだと、波に飲まれることもあるらしいです。
っていうか今年の8月末に数人飲まれて、まだ行方不明者がいらっしゃるようです。
台風が近づいているなど、悪条件が揃うと本当に危険とのことです。
本当は近くの方が迫力があるのでしょうが、安全のために！と何回もガイドさんが言っていたのが印象的でした。

まぁ前の人が立ちあがってしまうと後ろの人が見えないなども理由としてあるのでしょう。


そして本日の逆流の発生時間は11時50分だと発表がありました。


到着時間は9時過ぎです。
3時間近く何をすればいいんだろう。


調子に乗って建物から出て、いろいろ歩いていたら日に焼けてしまいました。
それぐらいいい天気。

ニンテンドーDSとかPSPとか持っている人は持って行った方がいいです。
早く着いた場合、漫画やスマホなどなど時間がつぶせるアイテムは必須です。
でも早く行かないと渋滞に巻き込まれて高速道路から歩いて目的地に向かう、なんてこともあるようです。
自然現象を見に行くのは大変ですね。

そして逆流発生時間。



遠くの方から



潮が押し寄せてきます。



近くに来たら意外に速い。
時速25km、原チャリの法定速度ぐらいですか。



目の前で渦を描き始めました。
ここで減速させるのでしょうか。



潮の香りが漂います。



逆流は続きます。

写真で見ると「小さいなぁ」と思われるかもしれませんが、結構迫力がありました。
これはもっと近くで見てみたいです。
自然現象、すごい。

このあと近くの古鎮（古い感じの村）を見学、散策して、13時半にはバスに乗って上海へ。
上海着16時。あっという間の日帰り旅行でした。

まだまだ上海近郊でも面白い場所があるんですねー。
いろいろとチェックしておかないといけないと思いました。

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