上海地下鉄事故は軽い事故？

ネットニュースもTVも人々の話題もブログも上海地下鉄10号線追突事故の話で持ちきりです。

今回の事故はTVなどで大々的に報道されています。
もちろん隠蔽されていることもあるとは思うのですが、ある単語を強調することにより不安を解消しようとしているように見えます。

その単語は、



「軽度追尾」。

日本語にすると「軽度の追突」という感じでしょうか。


これは温州で起きた列車事故のような大きい事故ではないよ、軽い追突だから大丈夫！ということでしょうか。
地下鉄が追突事故を起こすこと自体に問題があるのに。
負傷者だって300人近く出ているのに。
死者が出ていないから「軽度」なんでしょうかね。

私はポンコツながらも言葉を扱う仕事をしているので、ちょっと引っかかりました。

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地下鉄事故とその裏で起きていたこと

数日前にTVで「国慶節に向けて地下鉄などの公共交通手段をメンテナンスしています！」ってニュースが流れていたんですよ。

その結果がこれだよ。

【上海地下鉄追突】市民の足、恐怖のどん底　「もう政府は信用できない」

ちなみに事故が起きた9月27日、上海では地下鉄事故以外にも色々なことがありました。
ビル火災、路上での殺人事件、何かの事件の遺族による抗議デモ、化学工場から毒性の物質が漏れるなどなど。

ほとんど地下鉄事故のせいで報道されていませんが。
地下鉄事故も「死者がいなかった」ということでバンバン報道されている気もしますし。
また中国版ツイッター「微博」に次々と負傷者などの写真がアップされたのも要因かと。

地下鉄事故の最新情報や事実などは上海情報でご確認ください。

というわけで私はしばらく地下鉄に乗りたくないです。

仕事帰りに中山公園に行く用事があったのですが、地下鉄で5分かからないところをバスで10分ぐらいかけて行きました。
バスは運転手次第という気もしますが。。。



ヘタレなり弱虫なり言われても気にしません。
今日だけは乗りたくなかった。



ただ、上海人スタッフに聞いたところ、1号線、2号線はドイツの技術を使用しているから安全とのこと。
その他は…

何にせよビビリながら地下鉄に乗ることになります。。。

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