中国 食用廃油で１００人死刑？

中国に住んでいる以上、決して他人事ではないニュース。

「食用廃油」で１００人拘束　中国、３千トン超押収
　
引用　
中国公安省は３日、浙江省で廃棄された油脂が大量に再加工され、食用油などとして各地で販売されていたとして、製造、販売に関わった容疑者計１００人以上を拘束、廃油３２００トン余りを押収したと発表した。中国メディアによると、原料になったのは食肉処理場で廃棄された豚や牛の内臓や皮だったという。

どんどん摘発していただきたいですな。


　
↑うちの教室が入っているビルの前に止められていた車。
車内には油がたくさん。
ポリタンク入りの油は業務用でしょうか。それとも。。。

っていうか、うちの教室があるビルには飲食店はないはずなんですが。
何で停まっているのかな？

さて、食用廃油。
この危ない油に関するニュースは本当に他人事ではありません。
今回は動物の内臓などから精製していますが、下水から掬ったものも多い模様。

下水や残飯を原料とした「地溝油」、生産・販売業者に最高で死刑も―中国

中国では廃油などを再利用した有害な食用油が流通し社会問題化しており、司法当局は２月、廃油再利用に関わる犯罪の最高刑を死刑にするとの通知を出している。　

↓中国の死刑制度について詳しい説明はこちら

中華人民共和国における死刑

中国の死刑は執行数が公表されていない（らしい）のですが、おそらく世界一ではないか（という話）。
数日前に日本では3人の死刑執行が行われ、ニュースになっていました。

死刑執行：１年８カ月ぶり執行、民主政権で２度目　山口・下関通り魔事件など３人

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トラコミュ　日本における死刑制度

死刑賛成、反対はともかく、危険な食品を売ることは重罪だという認識を広げることに関しては大賛成です。

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熊の胆を作っているメーカーの会見で…

中国ニュース

哈爾濱（ハルビン）に旅行に行った時に空港のお土産売り場で売っていた「熊の胆（くまのい）」。



↑これ。

どうせ代替商品（というかニセモノ）だろうと思っていました。
レバ刺しの代替商品としてコンニャク製のレバ刺しが登場したというニュースは記憶に新しいかと。


レバ刺し

どうやら本物だったようです。

熊の胆汁採取問題、飼育場公開も「ドン引き」会見で逆効果―中国

引用
熊の胆汁を原料とした生薬、熊胆（ゆうたん）の中国国内メーカー、帰真堂が動物愛護団体などから批判を受けている問題で、同社は22日飼育場を公開、中薬業界の専門家らとともに記者会見を行った。しかし、屁理屈まがいの釈明で、疑念をかえって増幅させる結果となったようだ。

飼育場に熊がたくさんいるわけですね。
そうなると本物の熊の胆を使っているということ。

この企業が上場するということで、
アジア動物基金（ＡＡＦ）など動物保護団体が「残忍な方法で胆汁を採取している」として同社の上場反対を訴えた
ことが今回の会見につながったようです。

熊の胆、会社が上場できるぐらい使用されて売り上げがあるということですよね。。。
まぁ100％熊の胆を使っているわけではないとは思いますが。
果汁が1％でも入っていれば、果汁飲料と謳ってもいいわけですし。

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