急に「江南スタイル」を叩く国民性

何かと話題のK-popのヒット曲、江南スタイル。　
まぁ日本でも握手券をつけたりと「売り方」でヒット曲を作り出す時代ですから、youtubeで再生回数が数億回を突破したというのもいいんじゃないかと。

以前も記事に書きましたが、中国では本当に流行っていて、街中で目にすることができます。

そんな「江南スタイル」が急にバッシングを受け出しました。
もしかするとこれからもっと大きくなるかもしれません。

事の発端は中国のTwitter、「微博」でのこのつぶやき。



↑これ

どんな内容かと言うと、中国の大晦日に行う国民的テレビ番組「春晩」（日本の紅白歌合戦のようなもの）に、「江南スタイル」の歌手、PSY（サイ）がひっぱりだこで、その出演料が30分で300万元、1分あたり10万元で、さらに専用飛行機で送ると言うような内容。
（多分。ポンコツの適当中国能力ではこんな感じ）

単純に「すごいな、売れるってこういうことか」と思ったんですが、このつぶやきの最後に、「そのお金は西部の貧困地区に使え」とか「貴州では浮浪者の子供たちがゴミ箱の中で死んだのに」みたいなことが書いてあるんですよ。
そこにみんな怒っているんです。

これは明らかに悪い印象を植え付けようとしているのではないでしょうか。
つい2ヶ月前に尖閣諸島問題で反日感情が高まったときに同じようなことを目にしてきました。
こういう風に煽るんですね。

一部の人だけかもしれませんが、こういう国民性だと思われても仕方ないでしょうね。
熱しやすく冷めやすいというのとは違って、褒めてハマって怒り狂う感じですかね。

まぁどんなに炎上しても春晩に出ると思います。
前回はSMAPも（たしかVTR出演ですが）出ましたし。
海外のスターを呼ぶのもメンツでしょうからね。

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もし日本人観光客が中国に来なくなったら？

これはなかなか面白い内容です。
授業にも使えます。
　
もし日本人観光客が中国に来なくなったら？―中国メディア　

内容はぜひリンク先で見ていただきたいのですが、一つだけ気になる部分がありまして、
　
引用　
日本観光庁が2012年に発表したもう1つの統計データによると、訪日中国人観光客の1人当たり消費額は16万円に達するが、訪中日本人観光客の1人当たり消費額は10万円に満たない。　

そりゃ買い物でお金を使わないですからね。。。
ブランド物を買いに来るわけでもないし、別料金で高級レストランに行くわけでもないし。
お金を使ってほしいなら、それなりのものを用意してくれればいいんですよ。

以前四川省へ行った時に、奥さんがパンダを抱いて写真を撮りました。
それは当時でもびっくり価格だったのですが、それだけのお金を支払う価値があったというだけのことです。

だからといって全てのものを値上げするとか外国人だけ税金をとるといったことはやめていただきたいですが。

　

↑中国人が日本へ旅行するには、基本的にツアーでなければいけません。
そのツアー代金以上を消費するのはさすがとしか言いようがありません。
お金を使うことがメンツという人も多いでしょうからね。

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