厦門旅行 その3

2008年の国慶節に厦門へ旅行したときのお話です。

1泊2日、688元の福建土楼見学ツアーに申し込みました。
1日目はたくさんの土楼などを見学して非常に満足でした。

そしてこのツアーの最大の目玉は「土楼に泊まれる」というところ。
世界遺産に宿泊できるなんて、すごいことです。



この土楼に泊まれます。



趣があります。



土楼の前の川で洗濯する人たち。

　　

ほとんど廃墟です。



よく見るとワイヤーで補強されています。
いつ倒れてもおかしくないと思います。

気になる部屋はこちら。

　

ホテルのような部屋は存在しません。
そしてトイレ、シャワーもありません。
かろうじて電気が通っているだけです。

トイレ、シャワーは土楼の外の安ホテルの物を使うのですが、夜10時までしか使えません。
もしそれ以降に使いたくなったら…。何かペットボトルなどに入れるしかないのでしょうね。

夜は真っ暗。懐中電灯を持っていけばよかったです。

土楼の中で過ごした一夜は、すばらしい経験です。



　

厦門旅行 その2

2008年の国慶節に厦門へ旅行したときのお話です。

旅行初日に「福建土楼見学ツアー」に申し込みました。

福建土楼は2008年7月に世界遺産登録されたものです。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0707&f=national_0707_012.shtml

1泊2日のツアーで688元でした。

朝7時半にホテルのロビーに集合して、バス乗り場へ。
国慶節ということもあり、参加者も多く、何だかんだで出発は9時ごろ。

バスで3時間半ぐらいで福建土楼群に着きました。

様々なツアーがあるため、参加者はそれぞれの車に乗り込みます。
私たちの1泊2日ツアーの参加者は6人だったため、小さい車で回ることが出来ました。

山道を車で走っている時も、様々な土楼を見ることができました。



これが土楼。
普通に現地の人が住んでいる住居です。
争いを避けた結果、このような形になったそうです。



雄大な光景です。



建物は真円に近いそうです。



中に入ることが出来ます。
普通に生活している人がいる空間なのに世界遺産。
不思議な空間です。



そのすばらしさに感心するばかりでした。



自分の住んでいる所が世界遺産なんて贅沢すぎますね。

ただ、生活空間に観光客がどんどん入ってくるのはつらい気もします。
住んでいる人たちは、お土産品や野菜を売っていたりしていましたが、今は急に観光客が増えてどうしたらいいかわからない状態なんじゃないかな、とも思いました。