30分以上遅刻

30分以上遅刻したあげく、「授業を受けるだけでいい」と言い放った学生がいました。

親がお金を出しているんでしょうけど、受けるだけでいい、参加するだけでいいというのは迷惑です。
授業を受ける意味なんてありません。
授業を受けて満足しているだけです。

次からは絶対授業を受けさせません。
契約期間が終わって何も身に付かなかったとクレームが入るのは目に見えていますから。

能力が足りない学生ほどこの傾向は高いです。
面子を重視する中国ならではなのでしょうか。
他の国ではどのような感じか知りたいものです。

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連体修飾

連体修飾とは「私が作ったお弁当」とか、「きれいな部屋」とか「冷たい雨」などの基本的な文型です。

初級の学生はこれが苦手。
初級というよりみんな苦手。
「私が作りましたお弁当」とか「きれいの部屋」、「冷たいの部屋」となってしまいます。

連体修飾の練習にて。
「学生　入ってはいけません　部屋」。
これを連体修飾にするというもの。

模範解答は「学生が入ってはいけない部屋」。

でも、「学生は入ってはいけない部屋」でも大丈夫だなぁ、と思いました。

「学生が入ってはいけない部屋」は、もちろん学生が入ってはいけません。
「学生は入ってはいけない部屋」は、学生は入ってはいけませんが、他の人は大丈夫です。
学生だけが入れない部屋です。

「学生は入ってはいけない部屋」でも大丈夫だな、とうっかり口を滑らしてしまったところ、質問攻めです。
大失敗です。初級では難しいので教えていない部分です。

「限定」とか「学生以外は大丈夫」などという説明をしましたが、完全に自分のミスです。
学生を混乱させてしまいました。

高級の学生なら一発で理解できるのに、と思いましたが、初級の学生に対して初級の授業ができない自分が悪いのです。

まだまだ日本語教師としてのレベルは低いと実感させられました。